新嘗祭

今日は待ちに待った新嘗祭。
去年、四郎を食した日記に、Hiromixさんからいただいたコメントで新嘗祭のことを知って、今年は是非その日に四郎を食べるぞと、ずっと楽しみにしていました。

これが、今年の収穫。 来年の分の種籾200粒を除いた分です。 まだ玄米です。 0.8合ぐらいあります。

それを精米機に投入。 この精米機は、Mさんが調達してくれました。 四郎はMさんにたくさんお世話になったなぁ…。 さぁ…、ダイヤルを合わせてスイッチON!!!

精米中です。 四郎がぐるぐる回ってます。 頑張れ…、四郎!!

そして数十秒後… 出来ました! 四郎が米ぬかと白米に分かれています。 ふじこちゃんもびっくり!

少し量が減って0.7合くらいになりました。 さて、これを炊きます。 どきどき…。 あの四郎が、炊飯器の中で炊かれているかと思うと… もう、はらはらします(・・;) そして待つこと30分後。

四郎が! ｢銀シャリ｣に…! ふじこちゃんも見守る中、お茶碗に入れられた四郎です。 まるこむのお茶碗に一杯分と、私のお茶碗にも軽く一杯分。 美味しそうです。

四郎の晴れ姿です。 どうぞ、クリックしてアップで見てやってください。

それから、まるこむと四郎をいただきました。

味は…、

何というのでしょう、炊きたてのお米の香りと弾力があって、ゆっくりゆっくり噛みしめて味わうととっても甘いです。

四郎を味わいながら、この春から秋にかけての色々なことが思い出され、つい言葉数も少なくなってしまいます。

でも、自分でも予想外だったのは、もちろん美味しくて感動したのですが、思っていたよりもずっと複雑な気持ちになったこと…。

四郎が、今私の口の中に入っていて、それがさらにお腹の中に入って、そして私の生きるエネルギーになるんだと思うと、美味しさや嬉しさより何より、四郎への愛おしさで胸がいっぱいになってしまいました。

大昔の人は、こんな気持ちで食べ物を口にしていたのでしょうね～。